2025年度製菓学科新入生が、4月8日(火)にスタートアップセミナーを実施しました。スタートアップセミナーは、新入生が新しい環境と生活に馴染み、学生相互および教員との交流を深める機会として、授業開始前に学科単位で実施しています。製菓学科は貸切バスツアーを催行し、千葉県成田市の老舗和菓子企業 米屋株式会社の企業見学と、成田山新勝寺の門前町を散策するフィールドワークを行いました。
見学先である米屋株式会社は、2015年に本学と包括連携協定を締結し、インターンシップの受け入れや産学連携コラボ商品の開発など、さまざまな連携を実施しています。また、卒業生の新卒入社実績もあり、現在も複数名が品開発職や販売職で活躍しています。今回、製菓業界を志望する学生の業界研究の一環として、企業見学会を実施いただきました。上生菓子「練り切り」の製造体験や羊羹博物館および總本店の売り場見学など、製造工程だけでなく接客や地域密着型の販売手法について学ぶ機会となりました。
成田山新勝寺の参道を散策するフィールドワークでは、グループで門前町や新勝寺境内を見学しました。地域の特産品や伝統文化に触れることで、菓子業界が地域文化とどのように関わっているかを体感する機会になったようです。また、学生たちはグループ活動と体験の共有を通して緊張がほぐれたようで、新しい環境での友人づくりのきっかけになりました。
製菓学科は、これからも企業や団体との連携を通して、業界の発展に貢献していきます。
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米屋總本店併設の羊羹博物館を見学 -
「桜」モチーフの練り切りに挑戦! -
門前町散策のフィールドワーク