
製菓学科
細川 裕子 教授
専門分野:⾷物栄養学

もともと食への関心は大きかったけれど...


細川 裕子 教授
/製菓学科
● 専門分野
食を取り巻く社会の変化とともに、私たちの食事のあり方も大きく変わってきています。意識や現状の変化をとらえるために、現在は主に学生を対象として、食事調査をしています。食事にはその人の生活そのものが表れます。食事の内容や形態、生活リズムを客観的に眺めることで、生活習慣の振り返りや改善につなげていくことができれば、さらには「食べる」ことに関心を持ってもらえればと願っています。
● この分野に興味を持ったのは...
⼤学⼊試が1回だけの時代、受験⽇程も考えつつ、数校を受験しました。⽂学部志望のところ、滑り⽌めとして1校のみ、関心のあった⾷物学科を受けてみたら、そこしか合格できず⼤ショック!でも、もし他校に合格していたら、⾷は学んでいないし、⾷を専⾨とする仕事には就いていなかったので、⼈の⼀⽣は不思議なものだと思います。

栄養学は皆さんの身近な日々の営みを取り上げる学問です。私たちにとって「食べる」ことは一生涯にわたり続きます。健康に生きていくためには、バランスのとれた食事が必要です。でも、食事は必要な栄養素を補給することだけが目的ではありません。大きな喜びや楽しみを与えてくれます。食べるリズムも大切で、将来の健康にも影響します。豊かで健康的な食生活を送るための基礎知識、そして赤ちゃんから老人に至るまでの食事のあり方も学びます。
高校生のときは...
お菓子作りにハマっていました
ごく普通の⽣徒でしたが、シュークリームのシューが膨らむ様⼦に感動し、お菓⼦作りにハマり、よくお菓⼦を作っていました。
趣味は?
料理
食べることが⼤好きで、おいしいご飯を作ることが得意です。⽇記代わりによく⾷事の写真を撮り、記録しています。ホームパーティーも得意です。ただ、レパートリーが広すぎて、得意料理を聞かれると、困ってしまいます。家族によると、中華かも。
好きな食べ物
ありすぎて選べません...!
愛媛県出⾝で新鮮な海の幸を満喫して育ったので、お刺⾝、焼き⿂、煮⿂など、⿂料理は何でも好き。お刺⾝では、鯛、かんぱち、きびなご...、特に郷⼟料理の鯛めし(炊き込みご飯ではなく、お刺⾝を使った⾼級卵かけご飯)は絶品。
私って実は...
涙もろい
ドラマやニュースなど、テレビを⾒たり、本を読んだり...、つい感動してすぐに涙が出てきます。
犬派?猫派?
猫派!
⽝も猫もどちらも⼤好きですが、最近はやや猫寄りかもしれません。保護猫を育てている⽅のインスタの⼤ファンで、中でも昨年出版された『くぅとしの 認知症の⽝しのと介護猫くぅ』は感動もので、⼤切に読み返しています。
至福のひととき!
整体でマッサージを受けているとき
ひどい肩こり持ちで、ほんの気休めにしかならないですが、ツボを押されると、ほっとします。
長年使っている調理道具たち
ステンレスのボウル、私が20歳で⼀⼈暮らしをするときに買ったものですが、以来ずっと使っています。ハンドミキサーも40年以上、無意識ながら調理器具は⻑く使っています。
専門の知識を身につけることは、将来絶対に役に立ちます。どんな時代にあっても、技術や資格はいざという時の助けになります。製菓学科を目指し、入学してくる皆さんには、将来を見据えたキャンパスライフの設計に挑んでほしいと願っています。入学後は高校時代よりも視野を広げて、勉強だけではなく、たくさんの経験を積んでください。好奇⼼旺盛に、積極的に⾏動すれば、きっと明るい未来が開けますよ。一緒に楽しく勉強しましょう。