子ども・児童2024.12.20

授業の裏側には、仕掛けがいっぱい!!

#授業づくり #小学校 #先生 #ユニバ―サルデザイン

やってみたい、知りたいを引き出す授業づくり

 授業では、まず興味・関心を惹きつけ、学びのテーマを理解してもらうことが大切!身近な経験と結びつけて考えたり、既存の知識とのずれや不足に気づいたりすることで、もっと知りたいという気持ちが喚起されます。

 講義中は、LSM(Learning Management System)を使ったクイズやチャットでの回答など主体的に参加することで、学びの当事者であるという意識が芽生えます。最後は、学んだことを活用して少し難しい課題に取り組んでもらいます。
 例えば教員免許の取得を目指す授業では、小学校でよくある事例を提示し、学んだばかりの知識を使って問題解決に挑戦することで、さらなる学びに向けた動機づけにつながります。

ユニバーサルデザインで誰一人取り残さない

 「ユニバーサルデザイン」とは、年齢や性別、文化や言語、障がいの有無などにかかわらず全ての人が使いやすいように作られたデザインのことです。例えば利き手に関係なく安全に使える文房具やみんなが利用できる公衆トイレなど、身の回りのあらゆる製品やサービスに取り入れられています。

 多様な人が学ぶ場である学校では、ユニバーサルデザインは欠かせません! 例えば、一人ひとり理解しやすい方法は異なります。そのため授業では、口頭説明だけではなく、スライド資料の提示や配布、動画教材の提示や実演などさまざまな方法を使って情報を提示します。ユニバーサルデザインを意識して、誰一人取り残さない学びの保障を目指しています。

おススメの学問

渡邉 はるか
准教授

人間学部 児童教育学科

新しいことに挑戦したいと思い、ずっとやってみたかったK-POPダンスを習いはじめました。未経験者で右も左も分からない中、丁寧に優しく教えてくれる先生の姿から、改めてモチベーションを高める声かけや環境づくりについて考える良い機会となっています。レッスンを重ねる中でできることが増えるのがうれしくて、仕事へのエネルギーにもなっています。

研究テーマは、特別な教育的ニーズのある子どもの学校生活支援、不登校や発達障害などの発達支援、スクールカウンセリングに関することです。

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