海外経験から始まった 日本語教育への一歩

日本語・日本語教育高橋ゼミ

海外で気づいた日本語教育と多読の可能性

高校生の時にアメリカの姉妹校に行く機会がありました。姉妹校なんだから、日本語の授業もあるだろうと意気揚々と高校の授業に行ったら、なんと日本語の授業は1つもありません。「じゃあ私がこの高校で日本語を教えればいいんだ!」と決心し、日本語教師を志しました。その後、日本語教師として東ヨーロッパのセルビアへ。セルビアでは日本のアニメやマンガなどのポップカルチャーがとても人気でした。学生からは「日本語で『ONE PIECE』が読みたい」といった要望も多くあり、楽しい読みものをたくさん読むという日本語多読との親和性が高く、研究としてもやっていきたいと強く感じました。それからは、国内外の学習者に対する日本語多読のお手伝いを15年ほど続けています。

答えが1つでない問いについて考えることの大切さ

留学生や日本で生活する外国人など、日本語を母語としない方々に日本語を教えること(日本語教育)について授業をしながら、私も一緒に学んでいます。中には、答えが1つに定まらない質問もします。例えば、「良い日本語の授業とは何か」という問いに、どのように答えるでしょうか。一人ひとり異なるのではないかと思います。このようにたとえ答えが1つに定まらない問いでも、自分で考えて答えを出し、ゼミ全体で共有、議論するということを日々の授業やゼミでは大切にしています。

ゼミのことをもっと知ろう!

学内に小さな図書館を作り、ゼミ生がおすすめする本の展示を行うプロジェクトワークを行いました。3年次後期には、日本語教育学を中心に、自律学習や第二言語習得について興味関心のあるテーマを設定します。これまではオノマトペ学習やラップ歌詞の韻の踏み方、方言などを卒論テーマとする学生も。

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将来、国内外で日本語教育関係の仕事をしてみたい人、第二言語・外国語としての日本語学習や日本語学習者に対する支援に興味がある人、日本語のふとした疑問を考えてみたい人など、言語への興味が大事!他にも本やマンガが好きな人、ペアワークやグループワークを通じて答えのない問いを考えることが好きな人にも向いていると思います。

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私が話をするだけではなく、ゼミ生同士でよく議論すること、全員が他者の意見をよく聞くこと、他人の意見を無下にしないように努めることを意識した、アットホームなゼミです。

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例えば、外国語の読解問題の勉強だったら、まずは自分が読めそうなやさしい文章から始めてみるとか、分からないところはまずは飛ばして読んで内容を推測してみるとか、自分はこうやって勉強すると効率がいいという方法を、受験勉強中にぜひ見つけてみましょう。大学生になってからも大いに役立ちます。そして、頑張ったらぜひ自分をほめてあげてくださいね。

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ラジオパーソナリティを2年間やっていました!
高橋 亘専任講師

研究の一環で始めたラジオパーソナリティ。ラジオは長いこと生活の一部です。歌がドレミで聞こえてくるという特技も! 旅行中に街を歩いているとき、ドライブしているときが癒しの時間です。

  • 髙橋ゼミ写真
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