福祉とは社会に向き合うこと
人間福祉学科六波羅ゼミ
「高齢者・若者の社会的孤立」「母子世帯や子どもの貧困」といった社会問題が近年クローズアップされています。そうした身近で、学生が興味を持ちやすく理解しやすい事例を基に、社会保障論・公的扶助論のさまざまな領域の相談・支援を研究します。自立支援をキーワードに考察し、福祉関連施設やホームレスの自立支援施設などを訪問するフィールドワークを積極的に実施。実際に現地を歩き自分の目で確かめることで、社会問題の解決方法を探ります。
学びは真剣そのものですが、親しみやすく笑いが絶えないゼミです。文献を読み論文を作成しての討論とフィールドワークを組み合わせた内容で、現実を知る有意義な学びとなります。少人数が主体的かつ地道に研究を進めますが、基本は「みんなで楽しくディスカッションして理解を深める場所」。ゼミ生みんなが何をどう学びたいか、学ぶために何を見たいのかなどを話し合った上で、それぞれが自由に行動し学習できるよう助力し続けていきたいです。
ゼミのことをもっと知ろう!
出生数の減少や若者の未婚化、晩婚化などを背景に、日本では少子高齢化が進行しています。そうした社会の変化や現状を調べ、さまざまな社会問題を解決するために必要な社会保障や社会福祉の役割について考察。実践的なフィールドワークを活発に行い、理解を深めます。
「自分がやりたいことを探そうとしている人」「自分なりに問題意識を持っている人」が、互いに認め合い尊重できる仲間と出会い、社会に出ても長く付き合える人間関係が築ける。そんなゼミを目指しています。学生ならではの自由が楽しめる場としても活用してほしいです。
学ぶ楽しさをみんなで経験する場所にしたいんです。ゼミ生同士が発表や討論で意見や情報を共有し合い、協力して学ぶことを大切にしています。時には紅茶やお菓子を食べながら、学習や進路のことはもちろん、アルバイトや学外の話を聞いたり、相談にも気軽に乗っています。
大学はやりたいことを見つける場所-4年間を自由にできるという「無目的の目的」を持ってほしい。その上で、時間をどう使うかということに尽きると思います。私が研究してきた視点で言えば、どんなことも自分なりに問題意識を持って、意味を考えてもらいたいです
中島みゆきのCDやDVDを鑑賞したり、学生時代から好きなジャズを聴いたりするのが至福のひととき。中島みゆきのコンサートでは、よく日本各地に足を延ばします。それぞれの会場にご当地をイメージしたスタンプがあり、行くたびに専用のパスポートに押すことがいい記念になっています。