江戸時代と現在の考え方は連続している?

大学時代から日本人のものの見方や考え方に関心がありました。ゼミ指導教員が研究していた江戸時代の思想に興味を持ち、現在の専門は幕末維新期における日本思想史、日本民衆思想史です。この時期、民衆はより豊かに暮らすため、生活の仕方や生き方を自分で考えるように。当時の世界観や道徳観はどのようなものか、現在の私たちの考え方や生き方とどのように連続しているかを研究しています。例えばよく耳にする「自己責任」という考え方は江戸時代からありました。そういったつながりが見えてくるのもおもしろいです。

学生自身の「気づき」を大切にしたい

「気づき」ということを大切にしています。小さな気づきをきっかけにして、考えたり調べたりすることが、その先の考え方や生き方にもつながっていくと思います。それにはまず、自分の力で気づくことが大切です。学生が気づいて動き出せるような機会をつくりたい。そのため、教員がすぐに教えてしまうよりも、ゼミ生が動き出すまで見守るようにしています。

ゼミのことをもっと知ろう!

2年次のゼミは、江戸・東京の町を歩き、地形と町並みの関係を調査しています。3年次からは、茨城県つくば市をフィールドにして、ゼミ生が自分たちで調査テーマ(地域振興、観光、移住政策、コミュニティの特徴など)を設定し、つくば市役所や筑波山麓地域など現地での調査やインタビューを行っています。

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いつもアンテナを張りめぐらしていて、自分の力で興味あることを発見し、それに向かって自分からどんどん動いていくことができる学生を求めています。

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フィールドワークに力を入れています。調査テーマを決める話し合いから、調査に協力してくださる方々への連絡やスケジュールの調整など、フィールドワークまでの準備も、ゼミ生全員で協力して取り組んでいる熱いゼミです。

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高校時代まで勉強に苦手意識があったとしても大丈夫! 高校の勉強と大学の学びは全く違います。好奇心とやる気があれば、きっと大学で伸びるはずです。

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熱狂的な阪神タイガースファンです。裏切られても裏切られても応援しています!
早川 雅子教授

小料理屋になろうと真剣に考えたほどの料理好きです! 愛用の包丁で魚をさばき、出汁をとるのも鰹節を自ら削るところから。得意料理は、和食全般。日本酒も大好きで、タイガースの勝利で祝杯を挙げるのが至福です!

  • 山口ゼミ ゼミ写真
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