3月13日(月)、新宿キャンパスにて「キャリア研修」の成果発表会が行われました。
「キャリア研修」は低学年を対象にインターンシップ体験を通して就業意識を醸成することを目的とした長期休暇期間中に行われる正課授業科目です。事前研修を学内で2日間、企業での実地研修を5日間行った後、学内での事後研修と成果発表会を行います。平成23年から開講されており、12期生となる今期は1年生が9名、2年生が26名の合計35名の学生が参加しました。
まずは事前研修(2月2日・3日)で、キャリア研修に参加する目的の再確認と目標を設定しました。またマナー講座から挨拶の仕方や電話対応、報告・連絡・相談の重要性を理解した後、それぞれ企業での5日間の実地研修に臨みました。
実地研修終了後の事後研修(3月6日)では、自らの体験で学んだことや改善点などを、学生同士がグループワークで共有し、一つひとつの体験からどのようにPDCA(Plan=計画・Do=実行・Check=評価・Action=改善)サイクルを回すかディスカッションを通して理解を深め、その後の大学生活にどう活かすかを話し合いました。
成果発表会では、参加学生一人ひとりがインターンシップでの学びや最初に立てた目標の達成度、社会の厳しさなどについて体験をもとにプレゼンテーションを行い、教員や学生からの鋭い質問にも、緊張しつつもしっかりと自分の言葉で答えていました。実地研修先企業の指導してくださった方々も12社からご出席いただき、研修中のことや発表について、厳しくも温かい講評をいただきました。
参加学生たちは「キャリア研修」で社会人の方々と実際に話をして学んだこと、他学科の学生との交流など、座学では得られない貴重な体験を積み重ねたことで、今後の学生生活をより充実させることでしょう。