10月24日(木)に経営学部経営学科の「経営学専門セミナーB」(3年生ゼミ)にて、髙辻成彦ゼミ1期生が企業取材を行いました。
今回訪問したのは、パンチ工業株式会社の本社(東京都品川区、証券コード6165)です。
パンチ工業株式会社は、特注金型部品製造で国内シェア首位企業です。直近では、10月7日に自動化装置や自動化設備用部品、金型用部品を扱うメーカー事業と物流事業を手掛ける株式会社ミスミグループ本社(東京都千代田区、証券コード9962)と資本業務提携を行うことを公表し、今後の動向が機械業界全体でも注目されています。
髙辻成彦准教授がパンチ工業株式会社の社外取締役を務めている縁もあり、取材当日は、パンチ工業株式会社の代表取締役・社長執行役員で最高経営責任者(CEO)である森久保哲司氏、取締役で最高財務責任者(CFO)である村田隆夫氏など、パンチ工業株式会社の取締役が中心になって取材対応しました。
髙辻准教授が、著書『アナリストが教える リサーチの教科書』(ダイヤモンド社)にて提唱する業界企業分析のフレームワークであるビジネスリサーチの4S(Structure=構造、Statistics=統計、Share=シェア、Strategy=戦略)に沿って、ゼミ生より、事前準備した業界企業分析の質問項目に基づいて、30もの質問がなされました。パンチ工業株式会社の中期経営計画であるバリュークリエーション2024 Revivalで掲げる施策の進捗や課題のほか、仕事のやりがいなどの話題も交えて、和やかな雰囲気で取材が行われました。
上場企業の代表者が自ら対応する企業取材を経験し、ゼミ生たちにとっては、貴重な学びの時間となりました。
今後、ゼミ生たちは貴重な取材内容を踏まえ、改善提案の作成に取り組む予定です。
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質問をするゼミ生 -
質問に答える森久保氏