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Department of Media Studies 新宿キャンパス

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メディア学科「社会デザイン論」授業レポート『「男女共同参画」って何だろう?』

  • 講義の様子

メディア学部メディア学科の3年次分野選択科目「社会デザイン論」(担当:勝野正博准教授)は、メディアが社会に与える影響をさまざまな視点から考えていく授業です。
11月10日(木)の授業では、新宿区子ども家庭部男女共同参画課⻑の渡辺 隆介氏をお招きして、『「男女共同参画」って何だろう?』と題してご講義いただきました。

「男女」って何だ?

「男」と「女」、違うところは何かを考えるところから授業がスタート。テーマである「男女共同参画」について男女平等の歩みにから、昨今の事例を交えてお話しされたあと、新宿区における男女共同参画の取り組みについて紹介いただきました。その後は、内閣府男女共同参画局が公開しているアンコンシャス・バイアスチェックシートを活用して、学生が自身の無意識の思い込みについて確認をした上で、グループで話し合いを行いました。

学生からは以下のような感想が寄せられました。

<学生からの感想>

  • 無意識の思い込みや日本のジェンダーギャップを学び、日本では未だに男女の役割イメージが固定されていると考えた。
  • 自分自身、性別による偏見や差別はあまりないと思っていた。しかし、このように問いかけられると、男性と女性の役割のようなものが先入観としてあると思った。
  • 女だから泣く、上司は男性の方が好ましいなど、そんなことないと分かっていても、その風習は何となく理解できてしまう自分がいることに、複雑な気持ちになりました。
  • 今は男女で割り振られる風潮はもう時代遅れ。人それぞれの価値観や考え方があり、家庭内・夫婦内の話し合いで決めていくのが、一番良いのではないかと考えた。
  • 話し合いなどを通じて社会が発展していくにつれて男女の境界線があいまいになりつつあるのではないかと感じた。もちろん、身体的な区別はあるが、社会的境遇であったり、性のあり方だったり、そういった形のないものの差が無くなりつつあると考えた。
  • マスメディアは便宜上、世代や属性で括る傾向があるように思う。多様性や個人を尊重するには、世代や属性で括りすぎないことも重要だと考える。

5 ジェンダー平等を実現しよう SDGs

「目白大学・目白大学短期大学部×SDGs」Webサイト