外国語学部

英米語学科

Department of English Language Studies 新宿キャンパス

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英米語学科吉田ゼミの学生が、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンの経営陣に食品ロスの解決策を提案しました

  • 株式会社セブン-イレブン・ジャパンの藤本圭子氏、和瀬田純子氏と、吉田晴美准教授と吉田ゼミ生

2019年12月20日(金)、外国語学部英米語学科吉田ゼミは、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンの取締役 常務執行役員 藤本圭子氏、執行役員 和瀬田純子氏を訪問しました。『Green Challenge 2050』を掲げ、SDGs関連目標の達成に積極的に取り組む同社の執行部のお二方に、食品ロスを減らす提案のプレゼンテーションを行いました。
吉田ゼミが着目したのは、食品ロス。日本では年間650万トンの食品が廃棄されています。ゼミ生が衝撃を受けたのは、その食品廃棄量の実に30%にあたる200万トンは、規格外野菜であるという点です。ゼミ生の問題意識は膨らみ、食べられるのに、見かけが悪いということでだけ捨てられてしまう「もったいない野菜」を何とかできないか、何度も議論を重ねました。
そしてたどり着いたのが、レトルトカレーに加工する案です。これは、新鮮な野菜は腐りやすく、日本全国から集めても、集配する時間と手間を経ると品質が劣化してしまいます。しかし、新鮮なうちにカレーに加工しレトルトパウチに保存すれば、長期間の保存が可能になります。さらに良い点は、日本人の国民食ともいえるカレーは、誰もが大好きなメニューであり、さまざまな野菜を煮込めば味も良くなるという利点まであります。
さらに、議論の過程で出てきた、レトルト食品は、長期保存も可能であるため、災害備蓄食品としても活用できる、という発見もありました。
そのような発案をプレゼンテーションにまとめ、女性執行役員の藤本氏、和瀬田氏にご提案させて頂きました。お二方は、真剣にこの提案を聞いてくださいました。取締役の藤本氏には、緊張するゼミ生を励ましてくださり、同時にマネジメントのお立場から戦略立案のヒントをご教授頂きました。また、執行役員の和瀬田氏には、食品製造現場からの貴重なアドバイスを頂きました。
お二方とも女性経営陣ということで、吉田准教授の「女性取締役の研究」でも大変お世話になった、そんなご縁があったそうです。超多忙な中スケジュールを調整頂きました、藤本氏、和瀬田氏に、あらためて感謝申し上げます。

  • 取締役 藤本氏
  • 執行役員 和瀬田氏
  • 吉田准教授
5 ジェンダー平等を実現しよう 12 つくる責任 つかう責任 13 気候変動に具体的な対策を 15 陸の豊かさも守ろう

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