外国語学部英米語学科の貝塚沙良専任講師が、英国バーミンガム大学のアビゲール・テイラー氏とアン・グリーン教授、そして英国勅許公共財務会計協会(CIPFA)のチーフエコノミストのジェフリー・マツ氏との共同研究チームが発表した政策提言書に、共著者として参加しました。
提言書のタイトルは「人事異動を通じた政府間能力の強化~英国に向けた日本の教訓~」(2026年5月)です。
本提言書は、イギリスで進む地方分権改革をより効果的に機能させるための方策の探求を目的としています。中央と地方の連携不足や能力格差といった課題に対し、日本の体系的な人事異動制度が有効なモデルになり得ることを指摘しています。
研究チームはイギリスへの提言として、出向(人事異動)を地方分権の戦略的手段として制度化すること、中央と地方の双方向の人材交流を促進すること、目的・期間・評価の基準を明確にすることなど、具体的な制度設計の方向性を提示しています。
貝塚専任講師は国際開発学会に所属し、政治経済学を専門としています。本提言書の発行は、日本の行政の強みを客観的に分析した上で、海外の政策改善に貢献した成果であり、日本人研究者の活躍を示す事例となります。
提言書の全文および日本語版は、バーミンガム大学の公式Webサイトよりダウンロード可能です。

