<特徴的な取り組み>
授業以外にも、生け花や茶道、着物など日本の伝統文化について探究したり、落語を通して言語や歴史を学んだりと、日本の文化や民俗を深く掘り下げます。
育てて送り出す
「日本語の知識と指導法の習得」「日本の社会・文化に対する深い理解」の2つを学習の目的にしています。外国人留学生との学内・学外交流を通して国際コミュニケーション力も磨き、日本のことば、日本文化の魅力を海外に発信できるスペシャリストを育成します。
学びのPOINT ①
日本語教師として活躍するには国家資格「登録日本語教員」になることが1つの目安。
「登録実践研究機関・登録日本語教員養成機関」である本学科で所定科目を履修すると、国家資格の基礎試験と実践研修が免除されます。さらに応用試験に合格すれば、卒業後に「登録日本語教員」という国家資格を取得でき、日本語教師の第一歩を踏み出すことができます。
また、日本語教育の知識を生かし、教職科目を履修することで国語科教員を目指すことも可能です。
出典:「2018年度海外日本語教育機関調査」国際交流基金
学びのPOINT ②
日本語教育能力を高め、国際感覚を養うため、国内外において研修を行います。国内の外国人学校でのサポートや、海外の大学への留学、国内外の文学・文化研究など、研修内容は多岐にわたります。
目白大学では、実習を通年で行っています。
韓国や台湾の大学にて、日本語教育の体験をしています。日本語の授業の見学・体験、グループワークのアシスタントや個別指導などを実施。さらに、日本語授業の実習も行います。また、現地学生と互いの国の文化や歴史について話し合ったり、名所旧跡を訪ねたりといった文化の体験プログラムも充実しています。
※外務省が発出する「危険情報」「感染症危険情報」によって、渡航を伴う現地での留学が中止・延期となる場合があります。
学びのPOINT ③
日本を学び、日本語を究めることをベースとし、自分の進路や関心に応じて科目を選択。中国や韓国など各国の留学生と共に授業を履修するので、普段から多言語・多文化を自然に学べる環境です。
日本語や日本の文化についての理解を深めます。また、異文化理解・異文化間コミュニケーションに必要な姿勢や具体的な方法を学び、国際感覚を持ちながら日本の文化を世界に向かって伝えられる専門家を育成します。
授業以外にも、生け花や茶道、着物など日本の伝統文化について探究したり、落語を通して言語や歴史を学んだりと、日本の文化や民俗を深く掘り下げます。
海外または国内の外国人に日本語を教える日本語教師を育成します。日本人には理解しにくい日本語の難しさを把握し、教育現場で役立つ「聞く」「伝える」「表現する」力を身につけ、演習を通して日本語教師に必要な実践力を磨きます。
ゼミや臨地研修において、国内外の日本語学校の授業にアシスタント教員などとして携わることができるため、外国人への日本語教授法を実践で学ぶ機会が多くあります。
学びのPOINT ④
世界各国へ日本語教師として羽ばたく学生をサポートするため、希望者には日本語教育インターンシップ制度を実施。海外にある目白研心中学校・高等学校の提携校で、大学卒業後に約1 年間アシスタント・ティーチャーを務めます。
サマビルハウス校 Somerville House
クイーンズランド州ブリスベン市の私立女子校。スポーツや文化活動が盛んです。日本語教育を習得した学生が、現地で実習に参加します。
国内外で日本語教師として活躍する卒業生が増えています。また、各国の学生たちと異文化コミュニケーションを図った経験は、日本語教育に関わる以外にも幅広い職種で生かすことができます。