11月17日(水)、外国語学部日本語・日本語教育学科の若井ゼミ(3年生10名)が、生け花体験をしました。
若井ゼミでは、将来、日本語教師になったときに、日本語を教える以外にもできることを増やすという目的のために、生け花の他にも、浴衣の着付け、茶道など、さまざまな日本文化体験をしています。
この日は、「もし自分が日本語教師なら、どのように生け花の授業を展開するか」ということを考え、作成した授業プランを実践してみました。
- 導入では、生け花の歴史と基本について学びます。
- 使用する花材(赤目柳、カーネーション、スターチスなど)について調べます。
- 作品を作ります。流派は池坊の自由花です。
- 出来上がった作品にタイトルをつけます。
ゼミ生たちがつけたタイトルは、「一方美人」「道子」「はじめまして」「叡智」「くわがた」「はばたき」「成長」「ジェットーコースター」「集合」「ほむら」。 - 自分の作品を披露しながら、うまくいった点や難しかった点、タイトルの意味について説明します。
- お互いの作品に対する感想を伝え合います。
各自が黙々と作品を作っておしまいではなく、いかに日本語を使う場面を増やすか、という点を工夫しました。感染症対策に気を配りながらも、とても有意義で楽しい時間になったと思います。