外国語学部

日本語・日本語教育学科

Department of Japanese and Japanese Language Education 新宿キャンパス

授業レポート

  • 日本語・日本語教育学科
  • 授業レポート
  • 新宿
  • イベントは終了しました
  • Tags : 大学トップ, 学園トップ

日本語・日本語教育学科 河野秀樹ゼミが新宿区のイベントで多文化共生鯛焼きを出品しました

多文化共生鯛焼き

外国語学部日本語・日本語教育学科の河野秀樹ゼミでは、毎年「ゼミプロジェクト」を学生主体で企画、実行していますが、今年のテーマは「多文化共生鯛焼き」の制作と発表でした。

鯛焼きという日本固有の食べ物のスタイルを生かし、そこにさまざまな文化由来の要素を入れ込んで、それぞれの個性を生かしながら全体として調和のとれた「作品」にすることで共生を象徴的に表現することを目標に、春学期から検討と試作を重ねてきました。奮闘の結果できあがったのが、ハムチーズトースト風鯛焼き、餃子風鯛焼き、キムチチヂミ鯛焼き、ホットク風鯛焼き、カルツォーネ風鯛焼きの5種類でした。
それぞれには、中、韓、欧の料理をベースにアジアや西洋のスパイスやソースで風味を加え、これまでになかった味と食感の鯛焼きを作成しました。

「作品」は新宿区西戸山生涯学習館で11月9日(土)に行われた、同施設のオータムフェスタで出品・販売され、訪れたお客さんにはいずれもおいしいと好評でした。ゼミとしては初の学外での発表となりましたが、ゼミ生たちは自分たちの構想がかたちとなって評価されたことに大きな手応えを感じるとともに、韓国からのデュアル・ディグリー(D.D.)生を含む留学生と日本人学生による協働が成果を生むまでのプロセスこそまさに共生の1つのあり方であることを、実践を通じ実感できたことと思います。