外国語学部日本語・日本語教育学科の河野秀樹ゼミ(3年)では、毎年「ゼミプロジェクト」を学生主体で企画、実行していますが、今年のテーマは「多文化共生おにぎり」の制作と発表でした。
ゼミでは「おにぎり」をベースとして、そこにさまざまな文化由来の要素を入れ込んで、全体として調和のとれた「作品」にすることで共生を象徴的に表現することを目標に、春学期から話し合いと試作を重ねてきました。
最終的に、韓国の混ぜご飯でつくった「チュモッパ」というおにぎりに西洋の食材を入れ込み、熱いお茶を注いで日本流のお茶漬けにしたものと、イタリアで食べられている「アランチーニ」というチーズ風味の揚げおにぎりに、アジアのソース3種を添えたものの2種類に決定し、新宿区西戸山生涯学習館で11月15日(土)に行われた、同施設のオータムフェスタで提供されました。
イベントを訪れた外国籍の方を含む客さんには、いずれも「とてもおいしい」と好評でした。
ゼミとしては昨年に続き学外での発表となりましたが、ゼミ生たちは自分たちが考案した「多文化共生おにぎり」が多くの人に評価されたことに大きな手応えを感じるとともに、食がさまざまな背景をもつ他者とのつながりをつくるうえで大きなきっかけとなることを実感したようでした。

