7月4日(日)保健医療学部作業療法学科の学生が、アーチェリーの体験会に参加しました。
本来は、地域連携事業の「障害者アーチェリー」の体験とサポートに参加予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で今回の参加ができなくなってしまったため、学生たちにまずは「アーチェリー」というスポーツの魅力を知ってもらおうと、担当の安井宏専任講師が体験会を開催しました。
参加学生は、障害者アーチェリー支援に参加予定だった3年生5人、1年生1人の計6人です。
安井専任講師が指導も担当し、学生は、道具のセットの仕方から実際に矢を射るまで、1から教わる事ができました。はじめは慣れない動作に苦戦していましたが、回数を重ねるごとにコツをつかみ上達している様子でした。中には、アーチェリーを今後の趣味にしたいと考える学生もいました。
弓は想像以上に重く、矢を射る動作は、腕の力や全身の姿勢が非常に重要です。健常の学生でも重く難しい動作を、障がいのある選手も同じように行います。実際に、自分たちが体験をしたことで、障がいのある選手がおこなうことがどれだけすごいことなのかを実感していました。学生たちにとって、新たなスポーツとの出会い、「障害者アーチェリー」に対する新たな発見につながる、貴重な時間となりました。
学生だけでは一歩踏み出しにくいスポーツではありますが、大学、学科を通して、学生が前向きにチャレンジできる環境を提供していきたいと思います。
そしてオリンピック、パラリンピックが間近に控えているので、ぜひ「アーチェリー」をチェック、応援してほしいと思います。