1月16日(日)、浦和コミュニティセンターにて「さいたま市障害者社会参加促進事業(家族教室)高次脳機能障害の社会参加を促進する地域支援について」が会場とオンラインのハイブリッドで開催されました。
この事業は高次脳機能障がい者とその家族会「高次脳機能障害さいたま これからの道(大鳥浩二代表)」が主催で行われ、保健医療学部作業療法学科の會田玉美教授が講師として参加。高次脳機能障害についてのミニレクチャーと、数々の体験をしながら就労を継続している当事者お二人の方への、トークセッションのコーディネーターを務めました。
また、作業療法学科の3名の教員が企画から当日の運営までのバックアップと、作業療法学科の1年生が運営協力に参加してくれました。さらに、埼玉県作業療法士会の作業療法士の方々も、グループワークのコーディネーターとして参加してくださいました。
オンライングループワークでは、板橋区の高次脳機能障がい者およびその家族、支援者も参加し、さいたま市の参加者と密接な情報交換がなされました。トークセッションに登壇されたお二人からは、障がいのあるなしではなく、自身のよりよい人生を目指し、社会人として社会に貢献したいという人間力を学ぶことができました。支援者たちも、同じ社会に生きるものとして、障がいではなくその人生を支援することが必要であると再認識しました。「高次脳機能障害さいたま これからの道」の皆さま、大変お疲れさまでした。
私たち作業療法士も、一人でも多くの高次脳機能障がい者の社会参加を実現できるように、これからもともに歩んでいきたいと思います。