保健医療学部作業学科の学生(2団体)の企画が、目白大学より「2022年度SPISチャレンジ制度」の認定を受けました(認定式:7月21日)。
各団体の学生たちは、この夏休みを使ってさまざまな取り組みを行いました。
企画名:
ドルフィンセラピーの魅力を調査し、学生や地域の人に広める!!!
団体名:ドルフィンセラピー広め隊
8月29日に「ドルフィンセラピー広め隊」が企画したドルフィンセラピーを学ぶための講座を開催しました。
本講座は、門多真弥氏(帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科 特任助教)を講師としてお招きし、アニマルセラピーとは何か、またドルフィンセラピーに対する国内外の情勢などもお話しいただきました。 会場には、作業療法学科の学生約10名が聴講し、感想や質問が多く出ていました。
9月10日には、静岡県伊豆市の施設が実施しているドルフィンキャンプにボランティアとして参加してきました。ドルフィンセラピー広め隊の隊員も子供たちと関わることは初めてでもあり「緊張します。会話できるかな」と心配していましたが、活動を行う中でいつの間にか手をつないで子供たちと楽しむ様子が見られました。
最後に、インタビューにもご協力いただき、たくさんの質問にお答えいただきました。初めてのイルカとのふれあいだけでなく、現場に入ることができたのは、とても貴重な時間となりました。
企画名:ホースセラピーを知ろう
団体名:OT学科ホースセラピー
9月1日に、石井孝弘氏(帝京科学大学医療科学部作業療法学科教授)をお招きし、「OT学科ホースセラピー」講座を行いました。
作業療法士としてもこれまで多くのご経験もふまえながら障がいをもった子供たちへの乗馬に関して、症例もたくさん交えつつ教えていただきました。後日、学生たちは実際にアニマルセラピーが行われている現場へ調査に行きました。
OT学科ホースセラピーでは、初めての乗馬体験を行ったり、馬のブラッシングや曳馬(馬を曳いて歩くこと)を行ったりするなど、馬との活動を実際に経験することにチャレンジしました。
また、インストラクターの方々にも乗馬の指導や馬の取り扱いなどについてインタビューをしてきました。
翌日は茨城県土浦市にある障がい者乗馬施設を訪問し、障がいを持ったお子さんたちの乗馬活動に参加してきました。この活動を通して、学生たちは子供たちとたくさんコミュニケーションを取り、楽しく、有意義な時間を過ごすことができました。
活動後にはインストラクターとして在籍している作業療法士や代表に対してインタビューをさせていただき、作業療法士だからこそできることや、実際に経験して感じた疑問などをたくさん質問していました。