保健医療学部作業療法学科から『高校生のためのテキストVol.1 高校生のための作業療法学』が発刊されました。
このテキストは、作業療法学概論(1年生に作業療法の成り立ち、価値、面白さについて伝える授業)を担当している、小林幸治教授と金野達也専任講師が分担執筆を行い、他にも自らの作業療法体験を本学科でも授業で学生に伝えてくださっている葉山靖明氏、在校生や作業療法士として活躍を始めた卒業生の協力を得て、完成しました。イラストも多く、一人ひとりに語りかけるように書いています。
目白大学は開学以来、「フィールド教育」を重視しています。「フィールド教育」とは現場で学び、能力を身につけることです。作業療法学科では、臨床実習に出るための教育、臨床実習、臨床実習に行ったあとのセミナーを指します。本学科では、1~4年生すべての学年で臨床実習を行いますが、臨床実習に行った多くの学生は、「行ってみて大学での勉強が大切だと実感した」と言います。こうして、大学での勉強と、臨床実習が深く結び付きながらレベルアップを図っていくのが本学科の特徴です。
「医療職」「リハビリテーション」「作業療法士」に興味がある、あるいは、将来は障がい児・者や高齢者の役に立てる仕事に就きたいと思っている高校生が、この本をきっかけに、「作業療法士っていい仕事だな」と感じてほしいという願いも込められています。
※なお、オープンキャンパス(9/5実施)の作業療法学科「個別相談ブース」でも配布しています。
『高校生のためのテキストVol.1 高校生のための作業療法学』
編 著:目白大学保健医療学部作業療法学科
監 修:目白大学『高校生のための大学テキスト』編集委員会
発 行:学校法人目白学園 目白大学学長 沢崎達夫
発行年月:2021年8月