保健医療学部

作業療法学科

Department of Occupational Therapy さいたま岩槻キャンパス

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作業療法学科・小林幸治教授が翻訳に関わった『キールホフナーの人間作業モデル第6版』が刊行されました。

保健医療学部作業療法学科の小林幸治教授が翻訳に関わった書籍『キールホフナーの人間作業モデル第6版』が刊行されました。

世界で最も使用されている作業療法のモデル(理論)である人間作業モデルは、わが国でもよく知られています。
この理論は、1980年代に米国のイリノイ州立大学教授であった、ギャリー・キールホフナーによって開発され、書籍は各国の言語に翻訳され、世界中の作業療法に大きな影響を与えています。人間作業モデルの特徴は、クライアント中心であり、作業に焦点を当てていることであり、実践指向性であることです。人の作業は、おかれた文化に影響を受けつつも、その人独自の見方や意味を持っています。
そのため、作業療法というリハビリテーションを提供するためには、その人独自の物事の見方や、興味や価値を知る必要があります。
そして、この理論は、いかに対象となる人々が、自分らしさと自己効力を維持しながら生きるかを支援するということを、多くの作業療法士に教えています。簡単に言うと、患者さんの悩みや感じ方を知り、やる気を引き出す上で不可欠な考え方だということです。

小林教授は、「第15章 観察の評価法」の翻訳を行いました。この章で紹介されている観察の評価法は、対象となる人々の行為を観察し、どの程度動機づけられているかであったり、その人の技能を評価したりするのに広く用いられています。

作業療法学科や大学院リハビリテーション学研究科の授業では、小林教授が自身の臨床実践経験も紹介しながら、このモデルについて授業を行っています。

『キールホフナーの人間作業モデル第6版』
編  著: Renée R. Taylor・Patricia Bowyer・Gail Fisher
監  訳: 山田 孝
発  行:協同医書出版社
発行年月: 2026年7月