11月21日(土)、保健医療学部作業療法学科1年生が、臨床実習前に「OSCE(Objective Structured Clinical Examination、通称:オスキー)」を行いました。
OSCEとは、臨床実習に行く前の「客観的臨床能力試験」のことです。実習に出る前に、必要なスキルが身についているかを確認する試験です。
例年は、外部評価者として病院の作業療法士の方、模擬患者役として地域の方にご協力いただきますが、今年は感染対策を徹底しながら、患者役と作業療法士役は学科教員、外部評価者はオンラインで繋いでコメントをいただくという新しいスタイルで実施しました。
1年生にとっては、初めてのOSCEで、さらに、対面で行う初めての試験ということもあり、緊張した雰囲気が伝わってきました。その中で、与えられた課題にきちんと取り組み、全員が無事に終えることが出来ました。
試験後、教員とOSCEの振り返りを行いました。実習に行く前に、自分の良い点や改善点に気づき、向き合うことが出来ました。
次は、実際に病院での初めての実習が待っています。このOSCEでの経験が、臨床実習の現場でのステップアップに繋がることを願っています。
学科としても初めて取り組むことが多かったのですが、今回新型コロナ感染症時代に合わせたOSCEをできたことは、非常に収穫のある経験となりました。出来ることから一歩ずつ、学生と共に、教員も日々成長していきたいと思っています。
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試験後の振り返りを教員と行います -
外部評価の方からのコメントやアドバイスをもらいます -
試験全体の雰囲気