2月9日(火)、保健医療学部作業療法学科1年生が「レベル1臨床実習」後のセミナーをオンラインで実施しました。1年生46名、本学科教員が参加しました。
1年生は2月2日(火)から行った臨床実習(身体領域施設2日間と精神科/高齢者施設2日間、実習先の感染症対策により中止となった場合はどちらか2日間のみ学内実習)に参加しました。
セミナーは臨床実習での振り返りや学びを学生同士、教員へ共有する場です。
午前中は小グループ(学生6名前後と教員2名)でディスカッションを行いました。病院や施設で経験したこと・見学内容、実際の現場で感じたことや気づき、今後の課題など、それぞれが自分の言葉にして臨床現場での学びをしっかりと伝えていました。
午後は発表資料をまとめ、2クラスに分かれ全員が発表を行いました。
学生からのコメントでは、
- 対象者とのコミュニケーションの重要性を知った
- リハビリテーションを行い、回復する姿を対象者と療法士が一緒に喜べる姿にやりがいを感じた
- リハビリテーションや作業の目的を理解でき、改めて作業療法士の奥深さを知ることが出来た
- 大学での学びが土台となることを再確認できた
- もっと専門知識を身につけたい
- 理想の作業療法士像が明確になった
などのコメントが挙げられていました。
1年生にとっては初めての臨床実習。緊張も不安もあったとかもしれませんが、2日間とは思えないほどの気づきや収穫があったようです。対象者との関わり方や指導者からのさまざまな助言、現場の雰囲気など、現場でしか味わうことのできなかった体験を通し、新たな課題も見えてきました。学生は今後、大学での学びにおいて、さらなる成長を目指し、たくさんの知識と経験を積み、目的をもって臨んでほしいと願っています。
最後に、コロナ禍において、最大限の感染予防対策のもと、学生の受け入れおよびご指導をしていただきました病院や施設の職員の皆さまに感謝申し上げます。
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小グループのディスカッション中 -
各自でまとめ、発表に挑みます! -
最後はZoomで記念写真