作業療法学科では、「レベル3臨床実習」の第1期(8週間)を毎年1月〜3月に行っています。令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で一部の学生は遠隔での実習に代替しました。
そこで、8週間のうちの1週間を本学作業療法学科を卒業したMさんに、遠隔での講義・ディスカッションを3回お願いしました。
埼玉県内の高齢者のための通所施設で働くMさんは、作業療法士が得意とする住宅改修と福祉用具の活用を中心に講義・ディスカッションを行ってくださいました。
学生は自宅にいながらも臨床実習としての緊張感をもち、自身がよく考えられている点とまだ考える余地がある点を明確にしながら学びを深めていました。
新型コロナ感染症の感染拡大は、臨床実習にも影響を及ぼしていますが、意欲の高い卒業生たちががんばってくれています。