8月6日(金)、保健医療学部作業療法学科1年生が「レベル1臨床実習」後のセミナーをオンラインで実施しました。1年生37名、本学科教員17名が参加しました。
今回のセミナーでは、8月2日〜5日にかけて行った臨床実習(身体領域等施設2日間と精神領域等施設2日間、実習先の感染症対策等により中止となった場合はどちらか2日間のみ学内実習)での、自身の学びや振り返り、今後の課題などを、学生と教員に共有、発表を行います。
午前中は小グループ(学生5名前後と教員2名)でディスカッションを行いました。病院や施設で経験したこと・見学内容、実際の現場で感じたことや気づき、今後の課題など、それぞれが自分の言葉にして臨床現場での学びを共有しました。午後は発表資料をまとめ、2クラスに分かれ発表を行いました。
質疑応答では、学生同士でのディスカッションや、臨床経験のある教員から的確な助言などが見受けられ、自身の学びをさらに広げる、貴重な機会となりました。どの学生もさまざまな視点から、現場での学びと自身の課題があり、短期間で多くのことを吸収することができたようです。
1年生にとって初めての臨床実習を通して、自身が描く作業療法士像がより明確になったと思います。実際の現場で、作業療法士の働く姿を体と心で感じることができ、今後の大学生活での目標も見えてきました。同じ道を目指す仲間たちと、さらなる目標に向かって切磋琢磨してほしいと願っています。
最後に、コロナ禍において、最大限の感染予防対策のもと、学生の受け入れおよびご指導をしていただきました病院や施設の職員の皆さまに感謝申し上げます。
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小グループディスカッション -
学びの詰まった発表に拍手です!