11月27日（土）に保健医療学部作業療法学科3年生が、臨床実習前の実技試験OSCE（Objective Structured Clinical Examination；客観的臨床能力試験）を行いました。
OSCE（オスキー）は、臨床実習に行く前に、必要なスキルが身についているかを確かめる試験です。患者役は4年生の協力学生と学科教員、コーディネーターは学科教員、臨床の作業療法士である外部評価者はオンラインで試験場とつなぎ、試験をしました。

学生たちは、身体系課題（2課題）・面接課題の計3課題を受験しました。臨床現場に近い状態の試験会場で、学生たちの緊張感も高まります。より専門的な知識と技術を必要とする3年生のOSCEですが、今まで学んできたことを生かそうと一生懸命に取り組んでいました。試験後は外部評価者の方より、良かった点や改善点など臨床実習につながる的確なアドバイスをしていただきました。その後、別教室で教員とのフォローアップが行われ、試験での反省や実習で生かしたいことなどをグループで共有しました。

3年生は、このOSCEが終わると、年明けにはいよいよ長期の臨床実習が待っています。「臨床現場だからこそ」の、経験と学びをたくさん吸収し、作業療法士としてのステップを一歩ずつ進んでほしいと願っています。