12月16日（木）、保健医療学部作業療法学科4年生が「卒業研究発表会」を行いました。この発表会は、作業療法学科4年次の選択科目「卒業研究」を履修した学生が対象となります。今年は6名の学生が、研究・発表を行いました。昨年度は新型コロナウイルスの影響で、オンライン上での開催となりましたが、今回は従来の対面式で開催することが実現しました。

卒業研究では、自身が興味や疑問におもったことを研究テーマとして設定します。さらにデータ収集や調査を行い、分析や考察まで一通りの研究のプロセスを指導教員の指導を受けながら、自らで行いまとめます。その研究成果を報告するのが卒業研究発表会です。学生にとっては集大成と言える大事な時間となります。

発表会では、緊張している様子でしたが、自分の言葉でしっかりと伝えることができていました。質問が出たときも、非常に丁寧に詳しく答えている姿が印象的で、研究を深く行ったからこその説得力があり感銘を受けました。無事に終了し、緊張していた表情から、やり切った達成感ですてきな笑顔が生まれていました。

履修した6名の学生は、国家試験の勉強と並行しながら、限られた時間の中で研究を行ってきました。新型コロナ感染症への対策を行いながらの研究は苦労も多かったと思います。その時間や過程は、今後の自分の支えになってくれることだと思います。また卒業研究を通して得た知見は、将来、作業療法士になったときに役立つ日が必ず訪れます。

卒業研究を行った6名の学生さん。研究から発表まで本当にお疲れさまでした。