7月2日(土)、保健医療学部作業療法学科の1年生がOSCE(Objective Structured Clinical Examination)を受けました。
OSCEは、「客観的臨床能力試験」といって、知識だけでなく、技能やマナーなどを評価するものです。病院実習などに行く前には、全員がこの試験を受けて合格する必要があります。今年は3年ぶりに外部評価者を招いて実施することができました。
学生たちは初めての実技試験ということもあり、教室に集合した時から緊張した面持ちでした。待ち時間では服装のチェックや、試験内容の確認をお互いに行いながら順番を待ちます。運営を補助してくれた3年生の先輩からも、「1年のOSCEは緊張するよね。頑張って」と励ましてもらいつつ各自、復習をしていました。
試験は2名ずつ行い、各ブースへ移動します。試験を行ったのち、外部評価者や患者役の教員らから結果を受け取り、解説をもらいます。 その後、4名ずつのグループになり、教員と一緒にフィードバックを行うという流れで試験を受けていきました。
フィードバックでは「緊張して、うまくできませんでした」という学生がとても多く、 教員からの「もちろん緊張はするけれど、主役は自分じゃなくて患者さんだからしっかりね」との言葉に、さらに気を引き締める学生も見受けられました。
今回、試験を受けた学生は、無事に全員合格となり、8月の病院実習へ向けてさらに勉学に励んでいきます。
学生の頑張りに期待しています。
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順番が来るまでに、試験内容の確認を
仲間と一緒にしています -
経験を積んできた先輩からの応援 -
実技が終わると、外部評価者から
フィードバックをもらいます -
教員と全体のフィードバックを行いつつ、仲間の状況も共有して知識と技能をより深く理解していきます -
お疲れさまでした