7月1日(土)、保健医療学部作業療法学科の1年生がOSCE(Objective Structured Clinical Examination)を受けました。
OSCEは、「客観的臨床能力試験」といって、知識だけでなく、技能やマナーなどを評価するものです。病院実習などに行く前には、全員がこの試験を受けて合格する必要があります。
今年は昨年に引き続き対面で行うことができました。 学生たちは初めての実技試験ということもあり、教室に集合した時から緊張した面持ちでした。待ち時間では服装のチェックや、試験内容の確認をお互いに行いながら順番を待ちます。
試験は3名ずつ行い、各ブースへ移動します。進行役の教員の合図に合わせて、各自が課題として提示されている実技試験に臨みます。練習はしてきたものの、やはり試験本番では緊張のあまり、硬くなってしまう学生も見受けられました。
試験を行ったのちには、外部評価者や患者役の教員らから結果を受け取り、解説をもらいます。いいところも、今後の気を付けるところも、コメントをもらっていました。
その後、教員と一緒にフィードバックを行いました。「緊張して、うまくできませんでした」という学生がとても多く、 教員からの「もちろん緊張はするけれど、主役は自分じゃなくて患者さんだからしっかりね」との言葉に、さらに気を引き締める学生も見受けられました。
今回、試験を受けた学生は、8月の病院実習へ向けてさらに勉学に励んでいきます。 学生の頑張りに期待しています。
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外部評価者(手前)からも
しっかりと評価をいただきます -
学生待機室にて
身だしなみのチェックや試験内容の確認を行います