秋学期から、保健医療学部作業療法学科4年生の国家試験対策の科目である「総合作業療法セミナー」が始まりました。

これから試験本番の2月に向けて、担当教員を中心に、学科教員全員でサポートを行います。また、ゼミ担任による学生の学習指導や生活指導も併せて行っていきます。

当学科では、学生たちの学習状況に合わせて学内での模擬試験と、外部模試を取り入れて実施しています。
試験本番では、午前と午後にそれぞれ2時間40分の試験時間があります。外部模試では全国の受験者のレベルと学生たちの正答率を確認します。

近年、試験対策の1つとして行っている、国試塾リハビリアカデミーの「国家試験対策セミナー」を8月に3日間実施しました。
講義といえば板書が当たり前でしたが、本セミナーではオンライン会議アプリを使用したグループ学習です。
『グループで分担し、用語に関するポスターを作成する』『ホワイトボードを使ってグループ内で説明する』など、夏休みからどう勉強を進めるかを学ぶ機会になったと思います。
夏休み期間中でも、学生がグループで勉強している姿がありました。

今後は、模擬試験が週1回行われていきます。初回から3回目までは、解剖学・生理学の問題を中心に100問行います。
これは、1年生から学んできた科目であり、覚えることが非常に多い科目です。夏休み期間に勉強してきたことや今まで習ってきた内容をすり合わせながら、着実に得点を積み上げていきたいところです。

学生たちの大学生活も残り4カ月、試験本番に向けた今後の頑張りに期待したいと思います。