理学療法学科の小川大輔専任講師が監訳した『筋膜マニピュレーション 実践編レベル1 原著第2版』が刊行されました。
筋膜マニピュレーション(Fascial Manipulation:ファシャル・マニピュレーション)は、イタリア人理学療法士のLuigi Stecco氏が提唱する新たな生体力学モデルと、それを裏付ける筋膜に関する解剖学的・生理学的エビデンスに基づく徒手的治療法であり、筋骨格系機能障害および内部機能障害を理解し治療するための革新的かつ具体的な道すじを提案しています。
本書は、筋骨格系機能障害(痛みや関節可動域制限など)に対するFascial Manipulationがテーマであり、各身体分節の筋力のベクトルが収束するポイント(協調中心、Center of coordination:CC)と、CCをつなぐ筋膜配列(Myofascial sequence)を治療するための基礎理論と実践方法が解説されています。
- 『筋膜マニピュレーション 実践編 レベル1 原著第2版』
- 原 著:Luigi Stecco、Antonio Stecco
- 監 訳:小川大輔
- 発 行:医歯薬出版
- 発行年月:2021年12月