保健医療学部

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Department of Physical Therapy さいたま岩槻キャンパス

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理学療法学科の工藤裕仁教授が分担執筆した『ナショナルチームドクター・トレ ーナーが書いた種目別スポーツ障害の評価とリハビリテーション』が刊行されました

保健医療学部理学療法学科の工藤裕仁教授が分担執筆した『ナショナルチームドクター・トレーナーが書いた種目別スポーツ障害の評価とリハビリテーション』が刊行されました。

前作『ナショナルチームドクター・トレーナーが書いた種目別スポーツ障害の診療』(初版2007年、第2版2014年)は疾患別・関節別にスポーツ障害を解説する従来の書籍の概念を打ち破り、競技種目別・部位別にナショナルチームのドクター・トレーナーが記述することによって、選手へテイラーメード治療を実施しやすいようにとの願いから刊行され、一定の評価を得てきました。
本書はその3代目にあたり、執筆者を一新しTOKYO2020をはじめ、主要大会のメディカルサポートを担当してきたドクター・トレーナーが高度の診療技術を駆使して、日ごろトップレベル選手へのメディカルサポートを行った経験を基に執筆しました。
本書の特徴として、各種目をドクター編とトレーナー編に分けて、競技の種目特性に基づきスポーツ外傷・障害の診断から、評価、応急処置、治療とリハビリテーション、再発予防、競技復帰までをまとめました。

ドクター編では、整形外科スポーツドクターが主に障害の発生メカニズムやそれに対する初期治療等を解説しています。その中には多くの画像診断を盛り込み、単純X線画像はもとより、CT(コンピューター断層撮影装置)、3次元CT、MRI(磁気共鳴画像装置)の画像や、超音波画像を多く取り入れて、障害部位をわかりやすく図示しています。
トレーナー編では、理学療法士もしくはAT(アスレティックトレーナー)などの有資格者トレーナーが、初期治療後のリハビリテーションを中心に、競技復帰までの間をどのようなトレーニングを行ったらよいのか解説しています。
また、特にTOKYO2020で新しく増えたサーフィン、スポーツクライミングそして空手競技に、国技相撲も加え4種目を追加されています。

ナショナルチームドクター・トレーナーが書いた種目別スポーツ障害の評価とリハビリテーショ
編集主幹:林光俊
編  集:金岡恒治/佐藤謙次
発  行:南江堂
発行年月:2022年11月