保健医療学部理学療法学科の大沼亮専任講師による、スマートフォンを用いた予測的姿勢制御評価の方法についての論文が理学療法雑誌『Journal of Physical Therapy Science』に掲載されました。
理学療法士は姿勢や動作の専門家であり,姿勢調整やバランス機能の定量的評価が重要となります。この論文では、身近にあるスマートフォンに内蔵されている加速度計を用いて、従来の加速度計を用いた測定方法と比較し、有用な方法かを検討しています。近年では、個人の健康に対して、デジタルヘルスなどの機器を用いた管理方法が盛んになってきており、スマートフォンではより簡易的に可能です。そして、今回のスマートフォンでのバランス計測方法が有用ではないかと論じています。
- 論 文 名 :『Reliability and Validity of Quantitative Evaluation in Anticipatory Postural Adjustments Using Smartphones』
- 筆 者:Ryo Onuma, Fumihiko Hoshi, Ryosuke Tozawa, Yuki Soutome, Tomoko Sakai, Tetsuya Jinno
- 掲 載 誌 :Journal of Physical Therapy Science
- 出版年月:2023年7月3日(オンライン公開)
Journal of Physical Therapy Science(J-stage)