保健医療学部理学療法学科の大沼亮専任講師による、大腿骨近位部骨折患者の週末リハビリテーション治療と死亡率の関連についての論文が、英国の整形外科雑誌『The Bone & Joint Journal』(Impact Factor=5.385)に掲載されました。
The Bone & Joint Journalは整形外科では欧州で最も権威のある国際学術誌のひとつです。この研究は東京医科歯科大学 整形外科 小川貴久医師との共同筆頭著者として進めた論文です。
内容は、26万例の大規模データを用いた股関節骨折患者における週末の追加リハビリテーションと院内死亡率・合併症との関連性を調べた研究になります。週末リハビリテーションに対する重要な結果を示しています。
- 論 文 名 :「Association between Additional Weekend Rehabilitation In-hospital Mortality in Patients with Hip Fractures: A Propensity-Score Matching Analysis in a Multicenter Database」
- 筆 者:Ryo Onuma & Takahisa Ogawa, Morten Tange Kristensen, Toshitaka Yoshii, Takeo Fujiwara, Kiyohide Fushimi, Atsushi Okawa, Tetsuya Jinno
- 掲 載 誌 :The Bone & Joint Journal
- 出版年月:2023年8月