10月15日(火)初年次教育委員会の企画で、保健医療学部 理学療法学科1年生に向けた「卒業生講演会」を行いました。
外部講師として、東邦大学医療センター大森病院の海老原賢人氏と、株式会社C-FORTEの田澤智央氏に、第一線で活躍する卒業生として"理学療法の臨床とキャリア"について講義いただきました。
講義内容は整形外科疾患と急性期にかかわる理学療法士として、キャリア・臨床・職場での1日の流れ・患者さんとの関わり方について幅広い内容を話していただきました。
特に、実際の理学療法場面のわかりやすい紹介や、キャリアを形成していくために今から取り組めることなど、学生にとって卒後ビジョンの形成に重要な内容となっていたようです。
<受講生の声>
・理学療法士として臨床に出る上で必要なスキルがテクニカルスキルしか頭になかったのですが、ノンテクニカルスキルも大切であることを知り驚きました。テクニカルスキルはまだ身につけることは難しいですが、ノンテクニカルスキルは今すぐに始められることなので、身につけられるよう頑張りたいです。
・体のいろいろな部位の筋肉の働きや動きをしっかり覚え、患者さんを正しく評価してリハビリテーションを提供する大変さを改めて感じました。今学んでいる筋肉の起始停止などがとても大切だと思ったのでこれから頑張って覚えていきたいです。
・患者さんが今どのようなことに困っていて、今後どうしていきたいかを聞くと言った、患者さんを第一に考えた行動が最終的に患者さんとより良い関係を築いて信頼関係が持てるようになると思いました。また、講義資料の中で、患者さんができるようになったことに対し、言葉をかけていて、そう言った言葉でも患者さんは成長したことを感じられてモチベーションに繋がると思うので、自分もそのような理学療法士になりたいと思いました。
・運動器リハビリテーションについて詳しくなることができました。細かいところまで映像で見ることができたのですごく勉強になりました。元々運動器リハビリテーションに興味があったのでもっと詳しく知りたいと思いました。
・今は、大学を卒業することしか考えられていなかったけれど、キャリアについて知ることができ、自分のキャリアアンカーを自覚して、理学療法士になったあとどのように仕事をこなしていくかなど考える機会になってよかったと思いました。
・今から自分の強みは何かを見つけて、将来のキャリアアップに繋げていきたいです。
・病院で勤務するだけではなく、研究もすることでよりやりがいを感じていたのと思うので、学会などに参加してみたいと思いました
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講義の様子 -
先輩の講義に耳を傾ける1年生