安全に
おいしく食べる
摂食や嚥下の検査法と評価法に加え、訓練や指導の方法について学びます。
育てて送り出す
病気や加齢、または生まれつきの障がいなどによって、「話す」「聞く」「食べる」ことが困難な方に、リハビリテーションを行う仕事です。
対象は小児から高齢者までさまざまで、自分の気持ちをうまく伝えられない患者さんに寄り添うことができ、信頼される人間性も求められます。
言語聴覚障がいのある患者さんの気持ちを読み取り、必要な訓練や指導を行うためのコミュニケーション力を習得。臨床に必要とされる体系的な知識や技能を、演習や実習を通じて養成します。
高次脳機能の問題発達の問題読み書きが苦手発音がおかしい言葉につまる声が出ない心理的サポート学校教育との連携
失語症や各種の高次脳機能の症状について発現機序や治療などを学ぶほか、発達に問題を抱える児童の言語・コミュニケーションや発声・発語に対する評価や訓練、指導の方法を学びます。
聞こえの問題
聞こえについての評価や、適切な補聴、コミュニケーション法の選択、言語指導などの聴覚リハビリテーションについて学びます。
安全に
おいしく食べる
摂食や嚥下の検査法と評価法に加え、訓練や指導の方法について学びます。
その人に合わせた訓練・援助を実施
[活躍の場]
病院(リハビリテーション科、耳鼻咽喉科、小児科、口腔外科)/障害福祉センター/小児療育センター/通園施設/老人保健施設/特別支援学校/保育所 など
1学年40名の少人数編成であるため、教員のきめ細かな指導が学生全員に行き届いています。授業や実習での疑問点、また、日常生活の悩みごとなど、学生のあらゆる相談に教員が対応できる体制を整えています。有資格者で実績のある多くの教員は学生一人ひとりの学習の進捗や理解度などを把握しており、学生は自分の状況に応じた指導を受けることが可能です。
2年次以降の学外実習に備え、知識や技術だけでなく、医療従事者としての心構えも1年次から丁寧に指導します。
1年次から教員の指導の下、学内クリニックで実際に言語聴覚療法を体験。医療従事者としての基本的な態度や実践的な技能、患者さんへの接し方などを学び、臨床能力に磨きをかけます。
「言語聴覚療法基礎演習」では現場で活躍している卒業生を招き、仕事の魅力や勉強法などをテーマに講義を実施します。
経験豊かな言語聴覚士などから指導を受けます。一対一の会話演習で、臨床に必要なコミュニケーション力などを高めます。
数か月にわたり小グループで施設を訪問し、高齢者の方との接し方などについて学習します。
外部施設で1週間の「基礎実習」を行います。
目白大学耳科学研究所クリニックで、教員の臨床場面に同席し、一部を実施する中で臨床に必要な知識・態度・技能を身につけます。
学外実習は、2施設で各6週間実施。言語聴覚士の指導の下、業務の実践に近い経験を積みます。
さまざまな現場に近い環境で実体験を積み重ねます。
複数回実施する学科オリジナルの模擬試験を通して実践力を養い、国家試験対策講義や担当教員の下でのグループ学習によってさらに理解を深めます。また、担当の教員が学習の内容や進度の確認だけではなく、体調の管理にも留意するなど学生一人ひとりに対してきめ細かな指導にあたります。こうして、知識面も体調面も万全な状態で国家試験本番に臨める環境を整えます。
数人のグループに分かれ、学生同士で解いた問題を解説し合います。より理解が深まり、知識が定着。教員は学習面はもちろん、実習や大学生活へのアドバイスも行います。
教員は模試の結果を検討し、専門領域の講師を招聘。苦手科目を克服し、総合成績を向上させるため、工夫を凝らした特別講義を行います。
教員が作成したオリジナル問題と過去問題を併用。進行速度は、学生一人ひとりのレベルに合わせて対応します。
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リハビリテーション専門病院、一般病院や大学病院のリハビリテーション科、介護老人保健施設、小児教育施設、教育委員会など、就職先は実に幅広い領域にわたっています。