11月27日(土)に保健医療学部言語聴覚学科の同窓会が開催されました。
新型コロナウイルス感染予防のため、今年度もリモート開催となりましたが、遠隔地から参加できるという利点もあり、静岡県や熊本県からも卒業生や教員の参加がありました。
恒例となった症例発表会では、8期生(卒後5年目)の泉安莉沙さんが、逆行性記憶障害を呈した患者さんの症例について発表してくれました。特徴的な記憶障害を詳細に検討した結果や患者さんが感じていた生活面における不安などについてのお話は大変勉強になりました。ここ数年、学会発表などに積極的に取り組んでいる卒業生も増えており、今後の活躍が楽しみです。
今年度は初の試みとして外部講師の方2名に講演をしていただきました。
講演内容は、中伊豆リハビリテーションセンターの生田純一氏による「医療機関で行う自動車運転支援」と、順天堂東京江東高齢者医療センターの鈴木瑞恵氏による「健常高齢者における摂食嚥下機能」です。
参加者からは多くの質問があり、時間を延長するほどでした。
現在、新型コロナウイルス感染症は落ち着きを見せていますが、まだまだ感染予防が欠かせない状況が続いています。来年度に向け、言語聴覚学科の同窓会では、開催方法を検討しながら、卒業生同士の交流やさらなる成長につながるような企画を準備していきます。今後もひとりでも多くの卒業生に参加して頂けるように、魅力ある同窓会を目指していきます。