保健医療学部言語聴覚学科で、3月29日(火)に臨床実習激励会が行われました。言語聴覚学科の4年生はこれまで修得した知識や技術をより実践に近い形で学ぶため、4月~9月の間に学外の2施設で計12週間の実習指導を行っています。実習に向けてより良いスタートが切れるように、毎年、3年生と学科教員が激励会を開き、4年生を実習へと送り出しています。
今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、昨年度同様、短時間での開催となりました。まず3年生代表の学生から、臨床実習に向けてエールの言葉と、実習での必須アイテムである文房具セットが送られました。
実習に行く4年生代表の学生は、「ひとりひとりが目標を達成できるように、指導者の先生や学科の先生方のお力をお借りして成長していきたい」と実習への決意を表明してくれました。
学科長の春原則子教授からは、「これまで学んできたことがどのように実際の臨床につながるのかを学んで来てほしい」、「失敗はしてもいい。でも、精一杯頑張って、笑顔で帰ってきてほしい」とのメッセージが送られました。
さらに、教員全員のことばをつなぎ合わせた「みんな元気にいってらっしゃい!」のエールと、学科名物となった体育会系教員の櫻井健太専任講師によるギャグを交えた熱く笑いのあるエールが送られ、会場全体が和やかな雰囲気に包まれました。3年生と教員からのエールはきっと4年生ひとりひとりの胸に届いたと思います。
実習は大変なことも多いですが、4年生にとっては言語聴覚士の実際の臨床現場で学び、それがやがて職場での新人教育へとつながる大切な期間です。言語聴覚士への想いをより一層強くして、成長したみなさんと笑顔で会えることを教員一同楽しみにしています。