9月21日(土)、22日(日)の2日間、第26回認知神経心理学研究会が開催され、保健医療学部言語聴覚学科の橋本幸成専任講師が実行委員長を務めました。
この研究会は1年に1回開催され、認知神経心理学領域の専門家が集まって、日頃の研究成果発表や熱い議論が展開されてきました。今回の研究会でも、認知神経心理学関連の多岐にわたるテーマについての研究発表と「失語症の新しい訓練法」と題したシンポジウムが行われました。
シンポジウムでは、近年注目されている訓練法である「意味素性分析(SFA:Semantic Feature Analysis)」や「音韻構成要素分析(PCA:Phonological Component Analysis)」について活発な議論が行われ、今後の研究や臨床現場での応用に向けて確かな成果が得られた研究会となりました。