保健医療学部言語聴覚学科の後藤多可志准教授が分担執筆した『最新 言語聴覚学講座 言語発達障害学』が医歯薬出版株式会社から出版されました。

言語聴覚士を目指す学生のための新しいテキストで、標準的言語発達や言語発達障害の必要知識を、図や表を多用してわかりやすくまとめています。
言語聴覚士という専門職に必要な視点や心構え、多職種連携・地域連携のなかでのあり方を育むテキストで、言語聴覚士国家試験出題基準に準拠している点もポイントです。

後藤准教授は、「第5章 障害各論 A. 特異的言語発達障害」を担当し、特異的言語発達障害（specific language impairment : SLI）の定義、有病率・原因、症状、評価、指導・支援、さらにレイトトーカー（late talker : LT）や発達性言語障害（developmental language disorder : DLD）との関係について解説しています。