5月13日(木)、保健医療学部言語聴覚学科の1年次生対象の科目「言語聴覚療法基礎演習」で、言語聴覚士として働く6名の卒業生から話を聞きました。
今回は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッドで行いました。急性期病院・回復期リハビリテーション病院といった医療の現場や児童発達支援センター(難聴児対象)で働いている先輩、3人の子育てをしながら働いている先輩、そして、言語聴覚士の知識や技能を生かして声優や発達障害のあるお子さんへの読み聞かせ事業、訪問看護ステーションの運営などを行っている先輩など、さまざまな分野で活躍する卒業生たちが参加してくれました。
前半は、卒業生から現場での仕事内容や言語聴覚士の魅力、学生時代にしておくといいことなどについて話してもらいました。日々の臨床に不安を感じたり悩むこともあっても、患者さんの回復が見られたり、患者さんやご家族の方から感謝の言葉をいただくと、とてもやりがいを感じるといったお話がありました。学生時代には、勉強はもちろん、多くの人とコミュニケーションをとるなど、いろいろな経験をしてほしいとのアドバイスがありました。どの卒業生の話も大変興味深く、1年生は真剣に聴いていました。
後半は、小グループに分かれての質疑応答を行いました。学生からの質問に先輩は熱心に答えてくれて、たくさん笑い声も聞こえてきました。
1年生のお礼状には「言語聴覚士の具体的な仕事内容や魅力がわかった」「今何をすべきかが明確になった」「お話を伺えて本当によかった」といった内容の感謝の言葉がつづられていました。
協力してくれた卒業生の皆さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。
教員一同、1年生が先輩方のように患者さんから頼りにされる言語聴覚士となれるよう全力で支援していきます。
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先輩の話を真剣に聴く1年生 -
言語聴覚士の魅力は? -
子育てと両立して働く卒業生のお話 -
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