10月28日(金)に保健医療学部言語聴覚学科にて4年生の臨床実習報告会が行われました。
言語聴覚学科の学生は、4年生になると外部の医療・療育機関で約4か月の臨床実習を行います。今年度も4月から10月にかけて、27名の学生が実践的で非常に有意義な学びの機会を得ることができました。
実習報告会では、4年生は小グループに分かれて、実習での学びや、印象に残ったこと、戸惑ったこと、感動したことなどについて、ディスカッション。その後、全体での発表が行われました。この発表の様子はオンラインでの配信やオンデマンド方式を活用して、これからの学びにつながるように1~3年生も視聴できるようにしました。
報告の中では、「知識不足を実感した、これからの糧にしたい」「もっと疾患について勉強しておけばよかった」「もっと検査練習をしておけばよかった」などの反省の言葉が多く聞かれた一方で、「患者さんから"あなたに出会えてよかった"と言っていただけてとてもうれしかった」「最終日に患者さんからお礼のお手紙をいただいて感激した」などの言葉も聞かれ、実際に患者さんと関わっていくことへのやりがいや責任を実感したことがよく伝わってきました。下級生にとってもよい刺激になったことと思います。
臨床実習にご協力いただいたスーパーバイザーの先生方始め施設の皆さま、本当にありがとうございました。
これから4年生は、言語聴覚士の資格取得のために国家試験に立ち向かっていきます。この臨床実習での学びを糧にさらに成長することを期待しています。