人間学部児童教育学科では、学生が中心となって毎月、学科新聞を発行しています。学科独自の新聞委員会という組織があり、現在は1年生から3年生まで15名が所属しています（3年生は春学期で引退し、今後は1，2年生が中心に活動していきます）。2名の教員が指導にあたり、特徴的な授業やボランティア体験の報告などさまざまなニュースを届けています。

最近では、自粛生活を楽しむためにおすすめの映画の紹介や先生方にインタビューを行い、普段はなかなか知ることができない先生方の日常を取り上げています。
新聞づくりは、小学校教員を目指す学生たちにとっては、学級便りをつくる練習にもなっています。わかりやすい文章で表現する力や見やすくレイアウトする力は、先輩から後輩に引き継がれていきます。
今学期は、すべての授業が遠隔授業となっているため、新聞委員会もリモートで活動をしています。Zoomを使って、ミーティングを行い、取り上げる記事の選定や編集作業を行っています。慣れない環境で試行錯誤しながらも、いつものように発行を続けています。

児童教育学科では、学生が主体的に活動し、多様な経験をする機会を大切にしています。新聞委員会は、学年を超えた交流の機会となっており、また取材を通してさまざまな人と関わる機会にもなっています。