2022年度実施教員採用選考試験の結果 児童教育学科の受験者は、75%が正規教員として合格しました。
児童教育学科の4年生のうち、例年70%前後が、教員採用選考試験を受験しています。今年度行われた教員採用選考試験は、各自治体で6月下旬から7月上旬に1次試験があり、児童教育学科の受験者は、92%が合格しました。
そして2次試験は、8月半ばから9月上旬に行われ、延べ32名が7つの自治体の教員採用選考試験に臨み、見事24名が正規合格をしました。これは、受験者の75%に当たり、過去5年間での最高結果となりました。一人ひとりが選考試験に向けて、真摯に取り組んできた成果です。
児童教育学科では、教員採用選考試験に向けて「教員採用試験突破実力養成講座」(通称:突破講座)を、行っています。この講座では、筆記試験の専門教養や教職教養の問題に取り組んだり、面接試験や集団討論の練習をしたり、論作文を何度も書いて先生方が添削したりしています。
このように、教員採用選考試験の内容に合わせて多岐にわたって指導する、学科独自の取り組みです。3年次6月に週2コマから始まり、その後秋学期からは、週4コマで4年次の教員採用選考試験の直前まで取り組んでいます。
人を育てる教員の仕事は大変ですが、やりがいのある尊い仕事です。2023年4月から、それぞれの自治体で、児童教育学科卒業生が小学校教員として子どもたちの笑顔のために力を発揮していきます。