人間学部児童教育学科の田尻信壹教授が、2月22日(木)から27日(火)までの間、インドネシア共和国の東部地域(バリ島・フローレス島・コモド島・メッサ島・パパガラン島)を訪問し、同国の環境デジタルコンテンツの作成と教員再教育を支援する活動を行いました。
今回の訪問は、JICA北陸と国際協力NGO・インドネシア教育振興会(IEPF、代表:窪木靖信氏)の要請を受けて行われたものです。同地域は離島であり、Web・デジタル化が遅れている状況下にあります。そのため、教育のデジタル・トランスフォーメーションを推進するための教員研修体制の整備が不可欠となっています。IEPFは、2021年9月からJICAの支援の下で「離島でのSDGs環境教育推進のための環境デジタルコンテンツ作成と教員再教育」プロジェクトを推進しています。
今回、田尻教授は、環境デジタルコンテンツ作成への支援活動として、タバナン県(バリ島)と西マンガライ県(フローレス島)の教育局と小学校を訪問し、デジタル教材作成の進捗状況についてのヒアリング調査と教員への助言を行いました。また、コモド島・メッサ島・パパガラン島での環境見学を体験しました。
今回の訪問については、地元メディアからの取材を受け、その活動が地元新聞に紹介されました。
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子どもたちによる伝統舞踊での歓迎
(タバナン県の小学校) -
現地教員との研修会風景
(西マンガライ県) -
子どもたちとの交流
(西マンガライ県の小学校)