4月23日(火)、タイ王国ピッサヌロークに所在するナレスワン大学の教育学部代表団19名(大学元教員1名、大学教員7名、附属小学校教員1名、博士課程大学院生10名)が、人間学部児童教育学科の中山博夫教授を訪問しました。
ナレスワン大学は、ピッサヌローク生まれのアユタヤ王朝第21代のナレスワン大王の名前を冠する国立総合大学であり、16学部を擁するタイ王国北部の中核的な国立大学です。
代表団を率いたチャンタナ・チャンバンチョン博士は、中山教授の大学院生の頃からの43年来の友人です。以前にもタイ王国教育省の幼児教育代表団を率いて来日して、目白大学とお茶の水女子大学を訪問されました。
すでにナレスワン大学を定年退職されていますが、意欲的に研究に取り組まれています。
23日の教育研究交流では、外国語学部日本語・日本語教育学科の齋藤道子教授が「日本の道徳教育」、中山教授が「SDGsに対応した学習スキル」について発表しました。その後、チャンタナ・チャンバンチョン博士と日本語教育を専門とするソーパー・マツナリ博士が「ナレスワン大学附属小学校における日本語指導法」、博士課程大学院生2名が「タイ王国の教育改革」と「タイ王国の外国語教育」について発表しました。その後の昼食交流会には総勢33名が参加して、学生食堂の特製弁当を食べながら楽しい時間を過ごしました。
今後のタイ王国と日本の教育研究交流の進展を願っています。