10月7日(木)、人間学部児童教育学科 石田好広教授のゼミに所属する3年生が、つくば市立谷田部南小学校の5年生に対して「総合的な学習の時間」のゲストティーチャーとして授業を行いました。新型コロナウイルス感染予防のために、Zoomを活用してオンラインでの授業となりました。
授業のテーマは、「地球を守れ!エシカルジャー!」です。エシカルにかかわる中から、「食品ロス」「エシカルファッション」「環境マーク」の大きく3つの内容に絞り、授業を実施しました。
5年生の子どもたちがエシカルについて理解し意識し行動できるように、動画などを活用して楽しく学ぶことができるようにしました。また、エシカルに関して興味・関心を高めるために、授業にストーリー性を持たせる工夫もしました。環境悪化を喜ぶ悪役ロス・ムーダが登場し、正義の味方エシカルジャーの3人が主人公の中井君に、エシカルに対してレクチャーすることによって、ロス・ムーダを退治するという設定です。
さらに、一方的な説明にならないよう、クイズを交え、子どもたちと対話をしながら、授業を実施しました。
授業後には、エシカルジャーの仲間入りの証しとして、作製した「エシカルジャーバッジ」をプレゼントしました。画面越しですが、子どもたちの喜んでいる様子が伝わってきました。
子どもたちから、「食べ残さないように食べられる分だけ料理をもらうようにします。」「環境マークを意識して買い物をしようと思います。」「家に帰ったら、教えてもらったことを家族に教えようと思います。」などの感想を聞くことができました。
環境マークについて深く理解し、楽しみながら学んでもらうために、環境マークのかるたも製作しました。授業後、子どもたちはかるたを使って遊んでおり、環境マークに興味を持ち、さらに調べていると報告をもらいました。子どもたちの感想や反応から、今回のECOアクションの手応えを感じています。
まだ教育実習の経験のない3年生にとって、子どもたちに直接指導し、交流を持つことは貴重な経験になったようです。石田ゼミでは、今後もECOアクションの一環として、子ども向けの授業等で普及啓発活動に取り組んでいこうと考えています。
以下、授業の導入で使用した動画です。ご興味のある方はご覧ください。
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オンラインでの授業風景 -
作製した環境マークのカルタ