人間学部人間福祉学科は、創設15年を迎えました。目白大学は「育てて送り出す」を社会的使命としていますが、本学科でも、これまで多くの卒業生を福祉分野に育てて送り出してきました。そこで、2019年度の学科の就職対策は、これまで本学科卒業生が複数名採用されている法人・企業に卒業生の派遣を依頼し、大学訪問による就職支援として「卒業生と在学生との就活交流サロン」を企画しました。
当日(11月22日)は、高齢・障害・児童・医療・社協・公務員・企業などから50人を超えるOB・OGが参加してのサロン開催となりました。
在学生(3年)が、顔の見える交流を通じて卒業生から就活情報を得ることは、主体的に進路を考える良い機会になりました。
初めての企画でしたが、それぞれの職場で中堅・リーダーとなっている先輩たちと直接交流ができ、熱心な情報交換の場となりました。
在学生からは、「たいへん満足44.8%」「満足39.7%」あわせて84.5%から肯定的な回答が得られました。たとえば、「実際に働いている人の視点がわかり、どのように就活をすすめていくべきなのか具体的に分かった」意見、「就職を考えている領域への疑問が解消された」「マンツーマンで話ができた」「福祉以外の業界の話も聞くことができた」「職場選びのポイントを伺うことができた」という意見があり、次年度の実施に期待が寄せられました。
-
サロンで初めての出会いと同窓生としての親身なアドバイスが見られました