5月21日（火）、人間学部人間福祉学科1年次科目の「子ども家庭福祉論」（担当教員：姜恩和）にて、東京都児童相談センターの職員による講座を開きました。

まず、同センターの虐待相談対応の状況と児童福祉司、児童心理司、一時保護書の職員の役割についての説明があり、それに続いて東京都の人事制度・採用情報などについてお話しされました。
児童相談所の虐待相談対応件数は年々増加しますが、授業では相談内容に基づいて職員がどのように対応しているか、映像資料も交えながら説明いただきました。
現在子ども家庭福祉分野は人材確保が大きな課題でありますが、東京都は職員研修の充実など、さまざまな対応をされているとのことでした。

学生らは非常に真剣に聞いており、「今日の講義を通してより児童福祉について興味を持ち、さらに深く学びたいと思った」「私はこの職業についてより多くの子どもを救いたい、救うために勉強に力を入れていきたいと考えた」「話を聞いて改めて児童相談所の存在の大切さを実感した」「実際施設に足を運びどのような場所なのかなどを見てみたいと思った」などの感想が多く寄せられました。