人間学部人間福祉学科が介護福祉士課程専門科目として、4年次に開講している「医療的ケア演習」は、国家試験受験のための必修科目です。
介護を必要とする人々の中には、医療的な支援を必要とする方が増えています。
そのため、介護福祉士にも医療的な知識や技術が求められるようになってきています。
今回の授業では、さまざまな技術の中から「喀痰吸引」という医療的ケアを学びました。
「喀痰吸引」とは、自力で痰を出すことが難しい人に対し、器具を使って痰を吸い出すこと方法のことをいいます。「喀痰吸引」では、口の中や鼻の穴にチューブを挿入し痰を吸い出す方法や、喉に挿入されている医療器具から吸引する方法の3種類があります。
この医療的ケア演習では、3種類の喀痰吸引の手技を習得するため、シミュレーターを使って、繰り返し演習を行いました。