7月15日(月)人間学部人間福祉学科の専門教育科目「福祉と人権」で、ミャンマーの支援団体NPO法人PEACEの理事長であるマリップ・センブ氏に講演をしていただきました。
今回の講義テーマは「多様性の尊重における人権保障について~移民・難民の経験~」です。はじめに、マリップ氏ご自身の移民・難民体験を話してくださいました。軍事政権下での弾圧、難民となり日本へ亡命したことなど、度重なる困難に立ち向かってきた迫力ある内容でした 。
さらに、ミャンマーについての丁寧な説明のあと、日本の移民受け入れ政策についても解説していただきました。
その上で、マリップ氏の日本や海外での精力的な活動も紹介されました。とても幅広い支援活動を展開しています。なお、当日はミャンマー北部のカチン族の民族衣装で講演され、「人権」についてとても深いことを伝えてくださいました。
学生にとってきわめて有意義な学びとなったと思います。